理事長所信
JCに学びJCを楽しむ
~ 意識変革から輝くひと・まちの創造へ ~
はじめに
現在、日本は100年に一度の経済危機、1000年に一度の大震災に見舞われ、未曽有の時代とも言われています。
耳を疑うようなニュースが連日放送される中、いったいこの国はどうなってしまうのか、数ある痛ましい事件にこの国の行く末を危惧していましたが、今回の東日本大震災において、犯罪を起こすことなくそれぞれが譲り合い、そして支えあう日本人の姿が海外マスメディアにより賞賛を受けました。
日本人として誇りを感じ得た瞬間でもありました。
国際社会の中、日本人として我々Jayceeはもう一度自分たちの足元を見つめなおし地域のリーダーとしての自覚を持たなければなりません。
1973年、まさに高度経済成長の中、天理青年会議所は産声をあげました。
世の中は東京オリンピック、大阪万博を経て第二次ベビーブームという本当に希望に満ち溢れた時代でありました。その年に私自身も産声をあげ、まさに青年会議所とともに人生を歩んできました。
545という設立番号を受け39年目の本年、やった者がやった分だけやりがいを感じて取り組める組織、そして地域に根付いたさまざまなJC運動をさらに展開していきたいと考えます。
JCの目的 自利利他の精神とともに
JCの目的とは青年が積極的な変革を創造し開拓するために、能動的に活動できる機会を提供する。
これはJCIMISSIONとして唱和されています。
人は一人では生きてはいけないし、多くの人に支えられながら生きています。支えられるばかりでなく支えてあげていることもあるでしょう。
人間同士は常に関わり合い、自分自身を確かめながら、時には探しながら生きています。
自利利他の精神とはまさにそういうものでJCのトレーニングの根本精神ではないでしょうか。
つまり自利とは自己修練することによって自分を高め、利他とは高めた自分が徹底的に他人の幸せを祈り、他人の利益を念じて暮らすことが自分の幸せ(自利)につながるのだと。
今年度はその確信のもとJC運動に取り組んでいく決意です。
市民から必要とされる継続事業
わんぱく相撲の趣旨は相撲を通し勝つことの喜び、負けることの悔しさを体験することにより、勝者を称え、敗者を思いやる心を学び、厳しい環境にも打ち勝つ勇気と気概を持った心豊かな子どもを育てることが目的であります。
参加してくれた子どもたちが、怪我無く楽しく相撲をとることは大事ですが、本来の目的を達成するために、今一度事業と向き合い、より地域から必要とされるわんぱく相撲天理場所を目指し進化させていきます。
また天理な祭りも継続事業として、実行委員長を輩出し2011年で第7回を迎えました。
市民から心待ちにされる祭り、生涯教育を見据えた祭りを目指し、少しずつではありますが実行委員会の構成団体も充実させ、市民目線で楽しめる祭りを引き続き創造し、より良い市民の祭りへと進化させていきます。
継続事業だから今年も例年通り行うという意識ではなく、継続事業だからこそ時代にあったものが求められ、それに応えていくからこそ継続することができます。
継続とは結果であって目的ではありません。
去年と今年とでは背景も目的も大きくかわらないかもしれませんが、5年先、10年先の未来は今とは必ず違うはずです。
少しずつの変化が地域にとって必要とされる事業へと進化していくものと確信します。
JCの魅力を心から伝える会員拡大
私は(社)天理青年会議所歴代理事長の父と(社)奈良青年会議所歴代理事長の従兄弟伯父の間で、常にJCに囲まれて育ちました。
働き出したらJCに入る事は当たり前だと思っていました。
思い込みというのは恐ろしいもので、会員拡大に関わらせていただいた当初はなぜ入会数が伸びないのかわかりませんでした。
近年、会員の減少が声高に叫ばれていますが、本当に会員の減少に歯止めはかけられないのでしょうか。
ここ数年、(公社)日本青年会議所でも会員拡大に対する取り組みは非常に熱心で、いろいろな成功事例や手法が紹介され各LOMにとって情報収集という意味では非常に恵まれた環境になってきました。
しかし、よくありがちな情報に踊らされ、本当に会員拡大にとって大事なことを見失ってはいないでしょうか。
私自身がそのようなときに出会った言葉が"会員拡大とはJC運動そのものである"です。
会員拡大とJC運動の繋げ方に悩んでいるときに一番簡単な言葉に出会いました。
自信をもってJC運動をしているなら、またその姿を背中で語れるなら、手法にとらわれず必ず会員拡大は成功します。
どれだけ腹をすえて新入会員候補者と話せますか。
どれだけ自分が活動しているJCを語れますか。
どうか自信を持ってJC活動をしていきましょう。
そして自信をもって社会にJC運動を広めていきましょう。
必ずやそのJCの灯火は地域に根付き、理解され、拡大成功への道へ繋がると確信します。
ONとOFFの使い分け
(社)天理青年会議所は昔からよくONとOFFの使い分けが上手いといわれます。
では、ONとOFFとは何でしょう。
会議と懇親会?それとも懇親会と会議?
どちらにしても何事にでも通じることですが緊張と緩和があってこそ組織は成り立ちます。
議案の書き方、理事会の重要性、ロバート議事法、セレモニー、そういったことをしっかりとやり遂げる。
やり遂げた後は何よりもしっかりと懇親を図る。
力強い絆の中でメンバー同士が本気でぶつかれる場所、つまり理事会であり、例会であり、委員会であり、懇親会であり、このようなメンバーがONとOFFとの使い分けがしっかりできる一年をみんなで作り上げましょう。
地区大会、そして40周年、未来へ
2012年度近畿地区大会天理大会。
大会とは読んで字のごとく「大きく会う」と書きます。
(社)天理青年会議所が過去には経験したことのない大きな大会ですがこの大会を通じて青年会議所の魅力を地域に発信して会員拡大に繋がる大会を目指すとともに、メンバー自身が積極的な変化の創造を通して"奉仕 修練 友情"の三信条のもとおおきく成長する年にします。
地域経済活性化の起爆剤として思い出に深く残る大会を全員で作り上げましょう。
また本年は40周年の準備の年であるとともに近年の調査研究、情報収集をふまえ2013年11月末までの移行を目指して社団法人格を決める年でもあります。
我々現役の運動は、1973年の創立以来諸先輩方が地域と共に歩むことで得られた地域からの信頼と信用や、時々の社会情勢に合わせた運動の成果の上に成り立っているのであります。
このことを鑑みても本年私たちが取るべき行動が見えてきます。
地区大会がゴールではありません。40周年がゴールではありません。
私たちには次の時代にJC本来の目的を理解し、この重いバトンを引き継ぐ使命があります。
たかがJCされどJC、JCに学びJCを楽しむ。
まさにJCをいろいろな視点、いろいろな方面から捉え本年度は邁進していきましょう。
最後に
【アフリカの雨を降らせる部族のはなし】です。
アフリカに雨を降らせる部族がいるのだそうです。
雨が欲しくなると雨乞いの踊りを踊ります。
すると必ず雨が降ります。
これまで一度も雨が降らなかったことは無いそうです。
どうしてだと思いますか?
雨乞いの踊りは、魔法でも何でもありません。
でも、必ず雨が降ります。
その部族の雨乞いの踊りは、雨が降り始めるまで続くのだそうです。
日照りが3日続こうが1ヶ月続こうが、踊りを止めません。
雨が降るまで踊る踊りは、100%の雨を降らせます。
何事でもそうです。できるまでやる。
やらないとできない。
意志あるところに必ず道は通じます。
どうか一年間皆様のご協力よろしくお願いいたします。
事業計画
- 会員拡大
- 青少年育成事業の実施
- 地域活性化事業の実施
- 会員交流事業の実施
- メンバー資質向上事業の実施
- 近畿地区大会天理大会の主管
- 新入会員セミナーの実施
- 社団法人格の選択
- 天理青年会議所の事業・活動の発信









