理事長所信・挨拶

2021年度理事長 林 亮宏

 

 

JUST DO IT!
~ 新しい自分にチャレンジ ~

はじめに

新型コロナウイルスを起因とする未曾有のパンデミックは、感染者数拡大が深刻となる中、多くの国・地域において社会的、経済的に深刻な影響を与えており、今なお私たちの生活にも甚大な影響を与えております。思うように進まない情勢の中、閉塞感やモチベーションを保つことが 難しいこんな時代だからこそ、我々青年世代が新たな時代の先駆者となるべく、青年らしく強く行動し、前進していくことが 未来を築いていくために 重要だと感じます。

日本の青年会議所運動は1949年、戦後の荒廃した日本経済の復興を願う全国各地の青年たちの手によって始まりました。私たちの愛するまち天理にも1973年12月8日に全国で545番目のLOMとして認証され、これまで地域に根差した運動を展開してまいりました。

そして薄れることのない志、情熱、伝統、文化が47年間受け継がれてまいりました。これも一重に、明るい豊かな天理の実現 に向け、これまで育み支えていただきました先輩諸兄、関係諸団体、地域社会の皆様のご指導、ご協力があったからこそと感じております。

人は、人生の過程でいくつもの岐路に直面します。選択の連続があったからこそ今があり、今後も選択は続いていきます。未来は誰も知ることはできません。しかし果敢に挑戦した先には永遠に拡がる可能性という素晴らしい景色に出会うことができます。そんな心が震える瞬間は挑戦の先にあります。

自分づくりから始まる地域づくり

JCは まちづくりするための人づくりを行う団体です。生まれ育ったまちが輝くことでそこに住む人が郷土愛と誇りを持つことができます。まちをつくるという壮大な目標を描くためにはまずはまちのことを本気で考える人をつくる必要があります。まちを本気で良くしたいと思う灯が、人から人へと伝播し天理青年会議所は47年の歴史を築いてきました。

時代や環境が変化する中にも 当時の精神が今なお紡がれています。私たち一人一人がお互いを尊重し、高め合える共助の精神を育み、地域に貢献できるリーダーシップを養うことも必要です。様々な目標や問題に対して、今までに得た知識や経験に加え、新たな発想や行動を起こすことにより、自分自身の価値観の枠が広がり、更なる人間力の向上に繋がるものと考えます。歴史を引き継いでる私たちも、熱い想いでまちづくりを行い、仲間と切磋琢磨し試練を乗り越え未来へと挑戦することで、まちが輝き、人も成長します。挑戦しましょう「明るい豊かな天理」の実現に向けて。

誇りをもって拡げようJC運動の輪

会員拡大はJC運動そのものであると考えます。この地域に暮らす同じ時代を生きる青年に対して、このまちが抱える問題を語り、共感を促し、一緒に参画してくれる仲間を増やすことが運動を拡大していくうえで最も重要なことであると考えます。結果として数は力となり、地域社会に対してのインパクトが大きくなり、社会に変革を起こす可能性も高くなり、我々の運動に参加する仲間を呼び込むことにもつながります。このプラスの連鎖を巻き起こすためにも、メンバー個々の意識・行動が大変重要となります。

我々はJCという組織に誇りを持っているでしょうか。JC運動に可能性や価値を感じているでしょうか。自国、地域に誇りをもって生きることの重要性を訴える団体として、まずは自分たちの組織に誇りを持たなければ、説得力を持つことはできないと思います。

会員拡大の結果の数値は、我々の運動に対する地域社会の評価そのものであり、我々の活動の最もわかりやすい成果でもあると思います。メンバーが増えないということは我々の運動や、メンバー自身が地域からまだ認められていないのではないかと謙虚に捉え、今後の組織やメンバー各々の在り方を正していくしかありません。

地域の方々から尊敬され、真に頼られる個の集合体として、メンバー個々が天理青年会議所のメンバーとしての高いプライドを常に持って行動していきましょう。組織の存続を考えるにあたっても、またJC運動の輪を広げていくにあたっても、最も重要な課題であることは間違いありません。これまでの拡大手法に捉われず、各委員会との連携を活かして、メンバー全員で積極的に取り組んでいきましょう。

大人と子供が向き合う明るい社会

いつの時代も子は宝と言われており、次世代を担う子供たちが夢や希望を持てる社会へ導くことが大切だと考えます。子供たちを取り巻く環境は日々著しく変化しています。先行きの不透明な時代にあって、子供たちを取り巻く環境の変化や学校や地域が抱える課題や問題も複雑化しています。これまで通りの考え方や手法だけではその問題の解決や改善をしていくことは困難な時代となってきています。変化の激しい時代だからこそ、青少年育成事業を 構築していく 私たちが常に社会の変化と向き合い、未来を担う子供たちの取り巻く環境や、地域社会との関わり方などについて学び続ける機会も必要です。日本人が元来持ち合わせている精神性や道徳心は薄れ、間違った個人主義や他者への無関心からコミュニティの構築ができない子供たちが増えているともいわれており、最近の子供たちは変わった、という 言葉もよく耳にしますが実際はどうでしょうか。私たちが子供の頃は近所に住む大人に様々な経験や体験をさせてもらって、社会常識や、善悪の判断基準を理解していったように感じます。また、そこで触れ合った大人を見 て、自分のなりたい大人像や職業を想像していたように思いだします。 私たちが子供だった時代と今の環境が違うように、これからも大きく変わっていくであろう時代に育つ子供たちが、困難に挫けず、様々な試練を乗り越えられるように、私たち大人が子供たちに寄り添うことで理解を深め、次世代に向けて共に歩んでいくことが必要だと考えます。日常生活の中では経験できないような環境の中で、子供たちが自ら考え、学びを分かち合い、仲間とともに失敗を恐れることなく、困難に立ち向かって成し遂げる達成感を味わうことのできる事業を展開してまいります。こういった大人の自分への道を無意識に考えていく環境を創ることが、今後の持続可能な青少年を育む環境を生み出すのだと考えます。

大人が変われば、子供が変わる。子供が変われば、未来が変わる。

我々メンバーも共に学び、これからの地域の担い手となっていくであろう地域の宝である子供たちにかっこいい、頼られる大人とし て我々がどんな背中を見せることができるのかを考え、しっかりとまちの歴史や伝統、文化、精神を語り継ぎ、このまちに誇りを持ち、思いやりと感謝の心を大切にする、夢と希望でいっぱいの子供たちを育成していきましょう。

効果的な発信

地域になくてはならない組織として、私たち天理青年会議所の運動をこれまで以上に地域で展開していくためには、市民からの認知と運動参画が必要不可欠です。天理青年会議所では長年にわたる運動・広報活動により市民への認知向上に努めてきましたが、天理青年会議所 に対する認知はまだまだ十分なものとは言えません。私たちの運動や在り方を市民の方に広く認知していただくために、WEBやSNSはもちろんのこと、あらゆる媒体の特性を活かし、適格かつタイムリーに情報を発信し、効果的で継続性のある広報発信を行うことが重要です。あわせて、市民に対するブランディングを行っていくことで、天理青年会議所に対する認知度が高まり、私たちの運動への賛同、参画へと繋がっていきます。市民活動や意識変革などいかなる場面においても天理青年会議所が選ばれる組織となるよう、組織としての信頼を高め、今までの枠にとらわれない効果的な 広報活動を図ってまいります。

ブロック大会主管にあたり

私たちの運動は天理に根差したものですが、奈良県内にも私たちと同じように志を持ち、日々地域で活動する多くの同志がいます。 奈良ブロック大会では、奈良ブロック協議会内の青年会議所メンバーと共に力強い運動を発信することができ、また「天理」を発信する絶好の機会となります。しかしながら 今の 天理青年会議所のメンバー の半数以上がアカデミーメンバーであり、ほとんどのメンバーがブロック大会主管を未経験であるのが現状です。奈良ブロック協議会内メンバーも減少している中で奈良ブロック大会天理大会の成功への鍵は組織の大小ではなく、 組織されたメンバーの志の高さや強さであり、天理青年会議所メンバーと奈良ブロック協議会内メンバーが一枚岩で構築された時です。そしてこの壁を乗り越えることができたという自信が私たちの今後の運動へとつながるものだと思います。 奈良ブロック大会 天理大会を通じて天理地域の発信、発展に貢献できることを目指し、本年度は天理青年会議所メンバー「一手一つ」に、奈良ブロック大会天理大会への基盤を構築する年にします。

温故知新

「変わるもの、変わらないもの、変えてはならないもの」今、自分たちのJCは何をしなければならないのか。をしっかり議論し、正しい道しるべへと導くことが、我々にとって最大の役目です。故きを温ねて新しきを知る。今まで諸先輩方が築きあげてこられた運動や背景を紐解き 、そのうえで時代の変化に合わせた運動をメンバー一丸となり創造していく姿こそが天理JCが地域から求められる姿ではないかと考えます。これまでの運動の中で関係性を培った行政や関係諸団体とも連携を図り、共通の目的を見出し、互いの長所を活かして事業を展開してまいります。まちの人々の夢と希望溢れる未来へつながるかけ橋となるべく、運動を発信し続けていきます。これから向かう50周年にむけて。

結びに

天理青年会議所の理事長として、メンバーのみなさまを預かり、まちの未来を預かります。光り輝く自分の可能性を信じて疑うことなく、自分の成長が地域の未来を輝かせる。メンバー同士が互いに磨き合い共に高め合うことができ、発信する運動によって市民意識を変革する可能性を秘めた、青年にとって最高の学び舎である天理青年会議所を、天理にとって本当に必要とされる団体であり続けるよう、次代へとつないでいきたいと思います。これまでの出会いや経験が青年経済人として、JAYCEEとして大きく成長させてくれたことに感謝し、青年会議所運動に携わっている今、この一瞬一瞬を無駄にすることなく、まちの未来の為にJUST DO IT! 私たちがまちの未来を創るのです。

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